■実務者研修とは
より質の高い介護サービスを提供するため、介護の基本的な知識と技術の修得を目的とし、介護の専門家として働き、高い介護スキルを身に着けるための講座となります。
※実務者研修のカリキュラムは、自宅学習(通信)とスクーリングが必要となります。
■実務者研修の受講資格
実務者研修に受講資格はありません。 ※初任者研修を取得してなくても、実務者研修の受講は可能です。
また、修了試験はなく実務者研修の受講のみで修了(資格取得)となります。
■実務者研修取得のメリット
①国家資格「介護福祉士」取得への第一歩
平成28年度実施の介護福祉士試験より、受験資格として実務経験による受験(3年以上介護等の業務に従事した方)+『実務者研修』の修了という条件が義務付けられました。
よって、介護福祉士取得を目指している方には必要な資格となります。
②サービス提供責任者として勤務できる
無資格・未経験で取得可能な資格ではありますが、実務者研修の資格を取得すれば「サービス提供責任者」や「施設長候補」として働くことが可能となり、職選びの幅も広がりキャリアアップにもつながる資格です。
③キャリアアップで時給もアップ!
「介護職員初任者研修」よりも一歩踏み込んだ、たん吸引や経管栄養の基礎知識(原則として医師や看護師以外は認められなかった行為)等の医療的ケアも学ぶことができるため、「介護職員初任者研修」より上位の資格として位置づけられています。
よって、介護スキルも高いと認められ、結果時給アップにつながることになります。