掲載:2025.09.12)介護職必見!「あと一口」を待つ介護のコツ
「あと一口」を待つ介護のコツ
利用者さんの食事場面をみていると
あと一口なのにスプーンが止まってしまうことがありませんか?
つい手を出したくなるその瞬間が、実は“自立”を支えるチャンスになることも?
今回は、見守りと声かけで“あと一口”を後押しする介護のコツをご紹介します。
▼止まった理由を見極めよう
食事が止まるのは、疲れだけでなく「集中が切れた」「考えごとをしている」などさまざまな理由があります。
「止まった=介助が必要」と決めつけず、まずは少しだけ様子を見てみましょう。
視線の動きや手元の様子から、“まだ頑張ろうとしているかどうか”を感じ取ることもできます。
本人のペースを尊重することが、自立支援の第一歩です。
▼声かけで“あと一口”を後押し
すぐに手を出す前に、「もう少しで食べきれそうですね」「あと一口、いけそうですか?」と声をかけてみましょう。
直接的な介助よりも、気持ちに寄り添う声かけが力になることがあります。
「焦らなくていいですよ」など、落ち着いて食べられる雰囲気づくりも大切です。
そっと背中を押すような言葉が、“自分でやってみよう”という気持ちにつながります。
▼ 一口でも「できた」を伝える
ご自分で食べられた瞬間はしっかり言葉にして伝えましょう。
「今の一口、ご自分で食べられましたね!」「最後までがんばりましたね」など、素直な言葉でOKです。
“できて当たり前”と思わず、達成感を共有することがモチベーションになります。
ここでは過剰に持ち上げるのではなく、尊重の気持ちで伝えることがポイントですよ。
▼まとめ
あと一口を“待てる”ことは、ただの我慢ではなく「その人の力を信じる支援」。
小さなことの積み重ねが、本人の自信や自立につながっていくはずですよ。
明日の介護でもちょっとだけ“待ってみる”時間を持ってみませんか?
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