コーディネーターコラム

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掲載:2016.06.18)介護施設を知るシリーズ①  ~特別養護老人ホーム(特養)とは?~

~特別養護老人ホーム(特養)とは?~

特別養護老人ホームは略して特養(とくよう)と呼ばれ、制度上のサービス名称を『介護老人福祉施設』といいます。事業主体が社会福祉法人に限定されるため、有限会社や株式会社が開設する事は出来ません。

kaigo2また施設サービスに分類され、従来型(多床室)とユニット型(個室)があります。いずれも利用者が数十から100名単位で入所しており、比例して介護職員の数が多い傾向です。伴って人が動く機会が多いので、求人を見かける事も多い傾向にあります。また、開設が社会福祉法人に限られており、運営事業者の規模がそれなりに大きい事から、(あくまでも介護業界の中に限りますが)給与が高い傾向にある為、転職する際に給与が大きい理由を占める場合は候補に挙がり易いです。
ある方のお話だと、他の介護施設から特養に転職し「年収が200万円弱もアップした」という話も聞いたことがあります。

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■他の施設サービスとの違い
他の施設サービスである「介護療養型医療施設」と「介護老人保健施設」との違いは、特養は余程の事で退所を余儀なくされない限り、施設が終の棲家となる為、(いずれそこで亡くなる事を想定した)生活の色が濃い施設です。そのため、介護療養型医療施設の様に医療色が濃くなく、介護老人保健施設の様なリハビリの専門職(言語聴覚士・作業療法士・理学療法士)もいません。仮にいる場合は施設が独自に取り組んでいるものであり、人員基準上は配置の義務が無い為、基本的には居ないケースの方が圧倒的に多いです。

 

426685■あるべき姿に回帰する「特養」
以前は要介護1以上で利用できたのですが、現在では特養の「在宅生活が困難な要介護者の生活する場」との本来の目的を強化する為に新規入所は、原則的に要介護3以上でないと利用できません。例外として認められるのは「認知症が重度で独居が困難であると客観的に認められる場合・家族による虐待がある場合」等です。
新規入所が要介護3以上である事から今後特養は重度化する事が予想されますが、制度の趣旨上あるべき姿に回帰する形であると言えます。


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