掲載:2016.07.23)介護のお仕事シリーズ① ~「介護職」って何をするの?~
就業先として介護事業所を選ぶと待っている、介護職の仕事内容とはどんなものなのでしょう?
今回は、介護職の「役割」に焦点を当ててご説明していきます。
◆「最も大きな割合は生活に係る事全般」
介護職の仕事内容は、日常生活の介助全般に及びます。介護内容は介助を必要とする方によって違いは出てきますが、一日の生活の流れを思い浮かべると、着替え・歯磨き・排泄・休む・水分を摂る・食事の調理と摂食・食事の片づけ・買物・掃除・洗濯・入浴等が想像できると思います。
高齢者は全て、もしくはその一部の行為が困難なため、介護を必要としています。
よって、これらの生活を高齢者本人が出来ない事に対して支援(介助)することが、介護の仕事内容の大きな役割となります。
◆「管理的な側面」
高齢者は何らか慢性的な疾患を持ち、薬を定期的に処方されている方が多いです。この為、介護職員の仕事内容には服薬の管理も含まれます。
日常生活上の支援の内容としてトイレに行けない人もいらっしゃいます。その方に対してはオムツを使用されており、ご自身で交換することが困難な場合はオムツ交換も介護職員の仕事内容の1つとなります。
◆「プロフェッショナルとして」
排泄を例にして、お伝えします。
トイレに行ったが尿取りバッドに出てあったというのは、後手ですよね。排尿パターンを取り、尿意を感じた時にソワソワする等何かサインがないか観察して見出し、その精度を上げる事で尿取りパッドにではなく、トイレで排泄してもらえますね。ご本人にしても、汚染したパッドを交換してもらうよりも余程、良いでしょう。
このように当たり前の事を当たり前に出来る環境を作り、無理な時は代替えとして、近づけられるように精進していくのが、“プロの”介護職が行っている事です。
仕事として介護職を行うのであれば、『プロ意識』を持ち職務を全うすることが当然の責任となります。
▼最新の介護・求人情報はこちらから▼