掲載:2016.08.27)上手に転職を成功させるポイント ~介護士編~
介護士の転職で気を付けたいポイントとは。
介護士が転職する際、今まで職場と何が違うのか、またどのようなシステムで働くのか等、不安な要素は多々あります。
さらに、今までの介護士としてのキャリアをどのように活かして行けば良いのか?活かすことができるのか?ということも考えている方も多いのではないでしょうか。しかし、働く施設によって介護士に求められていることは異なり、今までとは違うことも少なくありません。
ここでは、介護士の転職で気を付けたいポイントについて、ご紹介いたします。
◆初めは、キャリアを表に出さない!
介護士としてキャリアがある場合、特に役職者の経験がある方の場合は、転職先において今までのキャリアを活かした活動を行おうと必死になることがあります。しかし、転職先においては新人と同様であり、キャリアを表出さないことが重要となります。
そのため、初めは新人同様に、まずはその施設のことを理解するというところから始めることも重要です。特に、「あれ?」や「おかしい」と思うようなことが見えていたとしても、それに関しては自分を指導してくれている方などに、「なぜこのようなことをしているのか」ということを、客観的に聞いてみることも重要です。間違っても、「前の施設ではこうしていたので、これはおかしい」などと言う言い方はしないことが重要になりますので注意してください。
◆転職先が求めている人材を理解する
前職と転職先では、介護士に求められることが異なることも少なくありません。そのため、「前職ではこうだったのに・・・」という、ジレンマを抱えたまま転職する介護士も少なくないのが現状です。
しかし、施設によって介護士に求められることは違うのは、その施設により実践している介護が違うからです。特に、施設携帯などが異なると、介護士としての在り方も変わってきます。そのため、転職先が求めている介護士の人材を理解し、転職を行うことが重要となります。
◆他と給与や時間などにおいての比較はしない
介護士だけではなく、他の業種においても同じですが、同業種との給与や時間などの比較をしてしまうことがあります。確かに、同じ時間働くのであれば、できる限り高い収入を得られる方が良いと考える方が妥当な考えでしょう。
しかし、その施設によって働く時間が同じでも、介護士として求められていることも異なり、さらに基盤となる施設も異なるため、給与も時間も異なってきてしまうことは仕方のないことです。
そのため、ご自身が譲れない点を除いては、転職先において他との給与や時間などにおいての比較はしないことが、転職の際に気を付けたいポイントとなります。