掲載:2016.09.03)上手に転職を成功させるポイント ~主婦編~
主婦の介護士が転職を上手に成功させるポイント
主婦を介護士として勤務させている施設などは、この先この人は働き続けることができるのか…等と不安要素を抱えていることがあります。特に、子育て中の場合などで、少ない人数でシフトを回している施設などにおいては、急に休まれてしまうことを懸念しているのが正直なところです。このようなことから、主婦の介護士を正社員で雇うことが少ないのも、介護業界において多いのが現状となります。
ここでは、主婦の介護士が転職を上手に成功させるポイントについて、ご紹介いたします。
◆子どもの預け先は確保しておく
子育て中の場合、正社員ではなくパートとなることが多いですが、正社員を希望している場合には、子どもが何かあった際の預け先を確保しておくことが重要です。子どもに何かあったとき、母親であれば傍にいたい、そういう気持ちになります。しかし、介護の現場では人手不足に伴い、急に休まれることにより介護保険料の減額となってしまうこともあります。
そのため、子どもに何かあった際には預ける場所があるため大丈夫という、いわば保証を提起することで、転職を上手に行うことができることを理解しておきましょう。
◆今の家庭環境とこれからの環境を正確に伝える
子育てのピークは、子どもが生まれてから中学校に上がるまでとなります。中学校に上がれば、自分のことは自分で行うことができ、学校からの呼び出しの数も減少します。そのため、転職する際には今の子どもの年齢がどれくらいで、あとどれくらいで子どもに手がかからなくなるのかということを、正確に伝えることも重要となります。
その結果、子育てが忙しい今は仕事を覚える期間として、それなりの仕事を行うよう考えてくれます。また、子育てが安定し始めたら仕事の負荷を増やしていこうという、施設側も考えることができます。そのため、今の家庭環境とこれからの環境を正確に伝え、転職活動を行うことも重要なことになります。
◆主婦だからこその視点をアピールポイントに
主婦の場合、夫または本人の両親または祖父母の介護が必要なこともあり、その介護に携わっていることも少なくありません。家族の介護に携わるということは、介護の現場においては家族の気持ちを理解することができます。
そのため、主婦だからこそ介護をしていて「こう感じる」「こう思っている」「こういうことが必要だ」という視点を、アピールすることも重要です。特に、介護の現場にいる若手社員の場合、実際の家族の声を聴くことが少ないまたはわからないことも多いです。そのため、自分が体験してきているからこその見解や視点を、転職先においてのアピールポイントとすることも、転職を成功させるポイントとなります。