掲載:2016.09.10)上手に転職を成功させるポイント ~求人広告の見分け方~
◆転職時に求人広告を見るときの注意点◆
転職を考えたとき、求人広告など手に取りやすい物を見て、良い求人先を探す方が多いのではないでしょうか。また、求人広告には、それぞれ同じような職種ごとに分けられており、他の求人先との比較もしやすいのがメリットとなります。しかし、求人広告だけを見て転職先を探すことは、危険なことということを理解している方は少ないです。
ここでは、転職時に求人広告を見るときの注意点について、ご紹介いたします。
◆求人広告には良いことしか書いていない◆
求人広告とは、いわゆる人を呼び込むための情報となるため、基本良いことしか載せていないことがあります。そのため、求人広告には悪いことを書くことは少なく、逆を言えばよいことしか書いていないということを理解した上で情報を収集するといったことが重要です。
そのため、求人広告だけを見て転職先を決めるのではく、候補となる企業のホームページや友人などからの評価なども集め、総合的に判断することが必要です。
▼求人広告の内容を鵜呑みにしない
求人広告には、休職している方が目に止まりやすいよう工夫されて作成されているため、求人広告の内容だけを鵜呑みにしないことが重要となります。例えば、給与面で言うと「時給850~1000円」などと書いてあり、1000円の場所が大きくなっていることがあります。さらに、経験者優遇ありや要相談となっていると、経験者の場合は時給が1000円と感じる方も少なくありません。
しかし実際は、経験者であっても時給が850円~始まることもあり、求人広告には1000円と書いてあったのにと後々嘆く方もいます。そのため、求人広告の内容を鵜呑みにするのではなく、求人広告で時給などが「○~△」となっている場合などは、時給は○と思い面接を行うことが重要となります。
▼実際の状況は転職サイトなどで確認
求人広告だけで転職先を決めることは、危険なことも少なくありません。特に、長期的に働きたいと考えている場合には、求人広告だけを見て転職先を決めるのではなく、転職先の情報を求人広告以外の手段で得ることも重要です。
例えば、医療系の職種などでは派遣会社や転職サイトなどを利用し、実際の転職先の様子を確認することも重要です。また、実際に面接などを行う前に、施設見学などを行い、転職先の様子を自分の目で確認することも重要となります。そのため、決して求人広告だけで転職先を決めるのではなく、その他様々な情報を得て転職先を決めることをお勧めします。