掲載:2016.09.24)介護士事情について ~横浜編~
横浜市は神奈川県でも中心的な都市であり、非常に多くの方が住んでいます。介護にも力を入れていますが、横浜市の求人状況や給与、他の都市と比べるとどのような違いがあるのでしょうか?また、横浜市で介護職を行うメリットはどういったものがあるのでしょうか。
◆神奈川県としては平均、横浜市は給与高め
横浜市は神奈川県にありますが、まずは神奈川県の給与についてご紹介していきます。神奈川県の介護士の給与の平均はおおよそ23万円となっていますが、横浜市に関しては給与は平均24万円と神奈川県も横浜市も全国的に見ても給与は高い方になります(全国平均20万円)
しかし、横浜市は他の都市と比べてみると家賃などの物価も高くなりますので、横浜市に住んでいる場合は手元に残る給与は全国的に見ても平均、もしくは下回る場合もありますので一概に良いとはいえません。
◆横浜市の求人の特徴
横浜市は他の都市と比べても営利会社(株式会社など)が母体となって事業を行っているところが多いです。もちろん、特養や老健などの社会福祉法人や医療法人が母体となっているところもありますが、比率的に見ると営利会社が多いといわれています。
そのため、求人を検索してみると株式会社が運営しているところが多く、その特徴としては月給が高く、ボーナスが低いといった特徴があります。例えばある株式会社の介護職求人では月給が28万円と非常に高い金額を提示していますが、ボーナスは1か月分などといったように低い場合もあります。
横浜市は大都市ですので、昔からの特別養護老人ホ
ームなどは市外地に作られることが多く、その半面株式会社などが自分の土地を使って、施設などを運営している特徴があります。
◆横浜市に決めるメリット
働く先を横浜市に決めるメリットとはどのようなものがあるのでしょうか?横浜市の特徴としては東京などの大都市から通い安い点や、比較的若者に人気のある町ですので若い世代の職員が多いというメリットがあります。
特に後者の若い職員が多いというのは、非常に大きなメリットであり、これから介護をしようと考えている人はもちろんですが、活気のある職場で働きたいといった方にも非常にお勧めできる都市であるといえます。
また、横浜市は非常に広く場所によっては物価が安いところもあったり、社会福祉主事の養成校(全国に2か所のみ)があったりなどメリットも多い都市ですので、迷っている方には是非お勧めしたいところであるといえます。