掲載:2016.10.01)介護職でチームワークが大切な理由
介護の現場では、数名の職員がご利用者に関わります。一人の力では決して上手くいかず、チームワークが大切な仕事です。どうしてチームワークが大切なのかご紹介したいと思います。
◆職員にも得意・不得意がある
誰にでも、得意・不得意な事はあるでしょう。介護の現場でも、オムツ交換が得意な方・入浴が得意な方、レクリエーションが得意な方等様々かと思われます。ご利用者がオムツ交換を必要としている場面で、「私オムツ交換苦手なので出来ません」というような事は通用しません。様々な職員がいる環境では職員同士がフォローし合う事がとても大切であり、時には得意な事を他の職員に教えたり、反対に教えてもらったりと、皆でお互いを高め合っていく事が出来る職場環境が理想といえます。
◆一人がずっと同じ現場で動ける訳では無い
介護の現場では、職員一人で何人かのご利用者様の見守りし、介護業務にあたる事になります。また、時間によっては持ち場が異なることもあるため、一日を通してずっと同じご利用者様に付くという事は少ないのでは無いでしょうか。そのような環境ではやはり職員同士の連携が必要です。自分が離れる場合等はご利用者の身体状況や業務の進捗状況等を他の職員に伝えていなければ、問題が発生したり、業務が滞ってしまい円滑な業務を行うことができなくなりますので、報告・連絡は怠らずに積極的に行うことが必要となります。
◆ご利用者さまとの相性
職員がご利用者様に対し、苦手意識を持ってしまうことは決して良い事ではございません。しかしそこは人間同士。努力をしても相性が悪いと感じてしまったり、ご利用者様に受け入れてもらえないこともあるのではないでしょうか。良い関係性を築く事はもちろん大切ですが、努力しても改善されない場合は他の職員に間に入ってもらい、助けてもらうという事も一つの方法です。
◆どの職員が行っても同じサービスを提供できる事が大切
介護の勤務形態がシフト制である所も多いかと思われます。その場合、休みの時などは他の職員に任せることになるのですが、職員によっては方法・やり方が違ったり、サービス内容も自分とは異なるという事は決して好ましくありません。「○○さんだったらしてくれるけど、○○さんはしてくれない」等、関わる職員によってサービスや対応が違えば、ご利用者様が戸惑ってしまいます。どの職員が現場に入っても、同じサービスを提供できるようにするため、普段から職員同士が連携し業務の方向性を確認しておく必要となります。
このように、介護の現場では職員で協力しなければ良いサービスの提供は出来ません。
良いチームを築く事が出来るよう、普段から職員同士がしっかりとコミュニケーションを図り、チームワークを高めておくことが必要です。
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