掲載:2016.10.08)男性介護士が職場で上手く立ち回るコツ
介護の現場は比較的女性職員の方が男性職員より多いことがよくあります。
女性職員が多い環境の中で、男性職員が上手く立ち回るコツをご紹介したいと思います。
◆力仕事は進んで行いましょう
介護の仕事は、力を要するような仕事が多々あります。そこで、比較的力の弱い女性より男性の方が力仕事には比較的向いている場合がありますので、可能であれば力仕事等は率先して行いましょう。又、男性のご利用者様は体格が良く、女性一人では介護が困難な場合や、女性職員に対してセクハラ行為がある場合もありますので、そのような場合も男性職員が対応する方がスムーズでしょう。職場の中で、「このような場合は任せてもらう」というように自分の役割を作るのも良いかも知れません。
◆男性ならではの信頼感がある
女性のご利用者様は、入浴介助や排泄介助等をしてもらう場合、男性職員よりも女性職員を希望することが多いかと思われますが、逆に男性職員が居る事により良い刺激になったりする場合もあります。
「今日は○○君が来ているからお化粧しようかな」等、ご利用者の活力になる事もあるでしょう。また、男性のご利用者様は長い間仕事をされてきた方がほとんどなため、どことなく男性を中心に考えておられる部分はあり、男性職員には信頼を寄せる場合も多いことも事実です。
◆中立な立場で物事を考えましょう
女性が多い環境では、陰口を言い合ったり、業務に関係の無い部分での人間関係に問題があったりする場合が正直発生します。それにより、男性は板挟みなどの肩身の狭い思いをすることがあるかも知れません。そんな場合は、なるべく中立な立場を保ち、冷静に対処することが必要です。女性が多い環境の中で、男性がその環境に同調せず、中立な立場で対処する事で職場全体の調和を保つ事ができることもあります。
◆資格取得等自身のスキルアップを心がけましょう
上記のように、介護現場では男性職員の存在が必要不可欠ですが更に活躍したいと思うのであれば、自身のスキルアップが必要になります。誰かの指示を受けて動く事も良いですが、経験を積み、資格を取得し更にスキルアップをする事で、自分で考え動いたり、更には自分が周りの職員に指示を出して行く立場になる事も出来るでしょう。介護の資格には、介護福祉士・社会福祉士・ケアマネジャー等があります。資格を取得する事で活躍できる幅も広がりますし、事業所によっては資格手当等が付く場合もありますので、収入のアップにも繋がるでしょう。
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