掲載:2016.11.19)2交代勤務と3交代勤務のメリット、デメリット
介護の仕事は夜勤があり、特に介護施設では介護職員の夜勤は必須になっています。介護職員の夜勤は大きく分けて、長時間の2交代制の夜勤、通常の拘束時間の3交代制の夜勤があります。
それぞれどのようなメリット、デメリットがあるのでしょうか?
◆2交代勤務夜勤のメリット、デメリット
2交代勤務とは一日を昼と夜の2交代に分けた体制になります。特徴としては夜勤の時間が非常に長くなるということです。通常であれば夕方から次の日の朝までであり、16時から9時までや、17時から10時までといった勤務が多いです。
▼メリット
1回の夜勤で2日分を働く計算になりますので、明けの日は勤務扱い、翌日が公休扱いになるということです。そのため、体感的には休みが非常に多く感じることになり、働いている方からしてみれば夜勤がないと損をした気分になるという方もいるほどです。また、3交代の夜勤と比べれば夜勤手当が高い場合もあるのが、2交代勤務のメリットであるといえます。
▼デメリット
勤務が苛酷になりやすいという点です。夜勤はどうしても職員の数が少なくなってしまいますので、高齢者の対応が非常に重くのしかかってしまいます。その苛酷な夜勤の時間が長いですので、精神的にも非常にプレッシャーになってしまいストレスを感じてしまう方が多いです。
◆3交代勤務夜勤のメリット、デメリット
3交代夜勤は一日を昼間、夕方、夜に分けたものです。夜勤は夜を担当しますので勤務時間が2交代勤務に比べて短いのが特徴です。メリットデメリットとはどのようなものがあるのでしょうか?
▼メリット
勤務時間が通常の勤務と同じだけの時間だということです。9時間拘束の8時間勤務が一般的です。勤務時間としては22時から7時までが一般的となっています。勤務時間が遅いですので、夜勤に入るまでには自分の時間が持てますし、夜勤が終わる時間が早いので時間が多く持つことができます。
また、時間が短いということはストレスがたまりにくい要因にもなっています。
▼デメリット
夜勤明けが公休になるということです。夜勤が終われば寝る方が非常に多いですので、せっかくの休日を寝て過ごしてしまったという場合が非常に多くなってしまいます。夜勤が月に6回ほどあれば公休のほとんどを夜勤明けで過ごすことになってしまってデメリットが浮き彫りになってしまいます。また、夜勤手当も2交代勤務よりも低くなってしまうのもデメリットであるといえます。
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