掲載:2017.03.04)手に職。おススメの「資格」とは?
介護士、看護師、保育士はどの資格がお勧め?
介護士、看護師、保育士の仕事は、どの仕事も人と関わる仕事であり、やりがいのある仕事です。
また、この三種の仕事は国家資格であると同時に人手不足であり、職に困ることも少ないのが現状となります。しかし、同じように人と関わる仕事ではありますが、それぞれ役割が違い、働き方や身分、給与形態などが全く異なることを理解しておくことが重要です。
介護士、看護師、保育士はどの資格がお勧めかご紹介いたします。
◆高齢者と関わりたいのであれば、介護士ではなく看護師
高齢者と関わりたい、そう考え介護士を目指す方も少なくありません。しかし、看護師として高齢者と関わる職場で働く方が、様々なメリットがあります。例えば、介護士の仕事を看護師は行うことができます。しかし、看護師の仕事を介護士が行うことはできません。
そのため、高齢者施設において看護師ができない仕事はないため、介護士として働くことよりも看護師として働く方がお勧めです。
◆保育園で働きたいのであれば、保育士の資格
保育園で働きたい、そう考えている場合には、保育士の資格を取得することが必要となります。介護士の資格は、障害者施設などにおいて子どもと関わることはできても、保育園で働くことはできません。また、看護師の資格がある場合には、保育園で園児と関わるのではなく、病児保育などの保育園で働くことになります。
そのため、保育園で元気な子どもとの関わりたいと考えている場合には、保育士の資格を取得することをお勧めします。
◆介護の資格は必要だが、世間的には認められにくい
介護士という職種は、必要不可欠な職種となりますが、世間的には厳しい側面もあります。例えば、介護士しかできない仕事ということが少なく、介護士ならではの仕事ということがないのが現状だからです。
そのため、介護士ができる仕事は看護師が担うことができるため、介護の仕事に就きたい場合には看護師の資格を取得する方がメリットは大きくなります。しかし、看護師の資格取得するためには、介護士以上にお金と時間、また勉強も必要となります。また、看護学校に入学すること自体も、難関となることも多いため、介護の現場で早く働きたい場合には適していないこともあります。そのため、介護士として働きお金を稼ぎ、勉強を行い、看護師の資格取得することも、考え方の一つとなります。このように、介護士は必要不可欠な職種ではありますが、看護師との給与面などにおいての差が大きいことを理解しておくことが重要となります。
とはいえ、介護士は“介護のプロ”として国が認めた国家資格です。看護師などの専門職と同様に責任もついてくるのと同時に、介護職員初任者研修等の資格よりも給与が上がることも確かです。
今自分ができる範囲で、どの資格が取得可能かなどを考え、将来に向けたスキルアップ計画を立てることが必要となります。
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