掲載:2017.07.08)介護を始める前に取得したい「介護職員初任者研修」とは
介護を始める前に取得しておきたい介護職員初任者研修とは
介護には様々な資格がありますが、介護の基礎的な資格としては介護職員初任者研修がります。この資格はどのような資格なのか、またなぜ取得することをお勧めするのか、その理由についてご紹介していきます。
●介護の基礎的な部分を勉強することが出来る
介護職員初任者研修では介護の初心者向けに基礎的なことを学べます。介護は誰でもできる仕事だと思われがちであり、無資格でも仕事ができるのが現状です。しかし、人を相手にしますので、しっかりとした勉強をして基礎的な知識を持っておくことが必要です。
何も知らない状態で仕事をしてしまいますと事故につながる可能性もありますし、場合によっては訴訟などを起こされてしまうこともありますので、介護職員初任者研修の取得がおすすめです。
取得には最短で2週間ほど、費用としては10万円以下で取得することができます。また、働きながらでも取得することが出来るように夜間のコースや休日のみの参加で取得できるコースもあります。
●仕事の幅が広がる
介護職員初任者研修を取得していないと就ける仕事にも差が出てきます。それは訪問介護などの仕事です。訪問介護とは、高齢者のご自宅に行き介護を行う職員のことです。訪問介護を行うには、基本的には介護職員初任者研修を取得していないとなれることが出来ません。
訪問介護は日勤帯の仕事が主なため、お子様がいるママや主婦の方にはとても人気の職種です。無資格では働けないため、時間制限などがある場合は、ぜひ介護職員初任者研修を取得して働くことをお勧めします。
●就職・転職に有利!
以前までは無資格では就ける仕事は多かったのですが、現在ではなんらかの資格を取得しておきませんと、就職することは難しいのです。デイサービスなどでは無資格でも働けることが多いのですが、それ以外の施設では資格は必要要件として提示している場合が多いです。そのため、就職はもちろんですが、転職もしやすいのが特徴です。ある程度経験年数を積んでから転職するのであれば、資格を持っている方が転職は圧倒的にしやすいです。
また、介護職員初任者研修を取得していると、給料も無資格と比べても多いのです。数千円前後は資格手当として支給されることがありますので、数年働けば取得にかかった費用は回収することができます。
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