掲載:2017.07.22)【介護の資格】介護福祉士の次に取得したいケアマネジャーとは
介護福祉士の次に取得したいケアマネジャーとは
ケアマネジャーはケアプランの作成などが主な仕事になりますが、その他に具体的に何をしているのか詳しく知っている方は少ないのではないでしょうか。
介護福祉士からケアマネジャーになる方は非常に多いですので、これからケアマネジャーを目指そうと考えている方は是非参考にしてみてください。
■施設と在宅のケアマネジャーの違い
ケアマネジャーには主に2つの種類があります。1つは施設のケアマネジャーであり、施設の入居者に対してケアプランの作成を行います。施設ケアマネジャーはそのほとんどが相談員と兼務をしており、家族の相談なども行います。施設ですので、その人に合った細かいサービスのケアプランが必要となります。
2つ目は在宅のケアマネジャーであり、居宅介護支援事業所というところで勤務を行います。在宅ケアマネジャーは自宅に住んでいる方に対して、どんなあサービスが適しているのか判断をして、その人に合ったサービスが書かれているケアプランの作成を行います。
施設も在宅もそれぞれ特徴がありますが、ケアプランを作成するという点では共通しているといえます。
■サービスの調整について
ケアマネジャーの仕事としてケアプランの作成と並ぶ代表的な業務に、サービスの調整というものがあります。これは、サービス提供事業所と利用者を結ぶ役割です。例えば、高齢者は認知症や言語障害などが合った場合は、上手く自分の身体状態などを伝えることができません。その時にケアマネジャーが間に入って状態の説明などを行うことになります。
また、サービス事業所から直接利用者に伝えにくいこともあるかと思いますが、それもケアマネジャーが変わって利用者に伝えることもあります。
ケアマネジャーが間に入ってサービスの調整を行いますので、利用者やサービス事業所との信頼関係が大切になります。
■給付管理も大切な仕事
これは在宅のケアマネジャーの仕事になりますが、給付管理という仕事も大切な仕事の一つです。在宅の場合は使える単位数が決まっており、その中でサービスを選択していきます。また、利用者が負担が9割で済むように、ケアマネジャーが国保連合会に保険請求をします。これを給付管理というのです。
給付管理はケアマネジャーにとって大切な仕事です、適切に給付管理をすることによって、サービス事業所に介護給付が入ることになりますので、ケアマネジャーは介護保険の中心的な役割になります。
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