掲載:2017.09.16)【介護テクニック編】入浴介助の基本+α ★★最新!介護の求人情報も掲載中★★
【介護テクニック編】
◎入浴介助の基本と、ワンランク上のテクニック◎
入浴介助は介護の基本的な動作であり、介護をする上では避けては通れない介護です。しかし、入浴介助は事故が起きやすいですし、死亡事故などもおきやすいです。
ここでは、入浴介助をするポイントと、スムーズに行えるワンランク上のテクニックについてご紹介していきます。
■事故を起こさないのが重要
入浴介助は事故が起きやすいですので、事故は必ず防ぐようにすることが大切です。まずはお湯の温度には気を付けておきましょう。お湯は基本的に機械が温度管理をしていますが、機械の不具合等により温度が急上昇している可能性もありますので、しっかりと手で温度管理をしておくことが必要になります。
また、脱衣場と浴室の温度差にも注意をしましょう。温度の差が大きい状態になってしまいますと心臓などに負担を大きく書けてしまう可能性が強いですので、温度差は出来るだけ小さくすることが必要になってきます。
また、入浴介助は体が濡れている方を介護しますので、普段よりも滑りやすくなってしまいます。体重の重たい方を介護する場合は極力が抜けないように近づいて介助をするなどの工夫をしておくことが必要になってきます。
■着脱の基本とテクニック
入浴をするためには服を脱ぐ必要があります。自分で脱ぐことが出来るのであれば、問題ありませんが、体が不自由な方の場合は着脱の介助をする必要があります。着脱の介助をする場合は、まず相手の力を利用することが大切になります。例えば、手が動くのであれば手を動かしてもらう、顔を下に向けれるのであれば向けてもらうなどをしてもらうことによって、介助をする方はもちろんですが、介助をされる側も楽になります。
また、片麻痺などがある場合は、健康な方から側から脱いで、麻痺側を後にする方が良いです。その方がスムーズにいきますし、安全ですので必ず守るようにしましょう。
■洗体をする基本とテクニック
体を洗うときは、あまりごしごしと洗わないことをおすすめします。高齢者の体は若い方に比べると油分が少ないですので、ごしごしと洗ってしまうことによって皮膚を弱くしてしまい、皮膚疾患などを促進してしまう可能性があるからです。
そのため、汚れているところ以外は優しくなでるように洗うことをお勧めします。
また、洗体は高齢者の体を洗うだけではなく、高齢者全体の状態観察をしていきますので、傷が無いか、褥瘡になりかけていないかなどしっかりとチェックをするようにしましょう。
▼最新の介護・求人情報はこちらから▼