掲載:2017.09.30)【介護テクニック編】排せつ介助の基本+α ★★最新!介護の求人情報も掲載中★★
【介護テクニック編】
◎排せつ介助の基本と、ワンランク上のテクニック◎
排せつ介助は3大介護(食事、排せつ、入浴)の一つであり、介護の初心者の方が悩みやすい分野でもあります。しかし、この排せつ介助を上手に行うことが出来れば、介護職としてはスキルアップしたことになり、どこの施設、事業所にいっても通用する介護職として活躍することが出来るでしょう。
排せつ介助の基本的な知識、スキルアップするためのワンランク上のテクニックとはい一体どのようなものがあるのでしょうか?
■おむつの当て方をマスターしましょう
おむつは便や尿の漏れを防止するものであり、寝たきりの方を中心に行われるものですが、おむつをきちんと当てることが出来ない場合は、尿漏れなどを起こしてしまうことがります。しかし、おむつをしっかりと当てることが出来れば高齢者の生活に良い影響を与えることができ、生活が活性化することもあります。
まず、おむつを当てる際はきちんと尿道の場所を把握して、それに合った当て方をしていくことが必要になります。また、ギャザーが倒れていないかもしっかりと確認することが必要になります。
おむつギャザーが倒れてしまいますと、尿がそのまま外に漏れてしまいますので、しっかりと立てた状態で当てることが必要になります。
■気持ち良く排せつをしてもらうためには
気持ちよく排せつをしてもらうということは、その方の生活の質を向上させる目的もあります。生活の質が向上すればそれだけ良い生活を送ってもらうことになります。
気持ちよく排せつをしてもらうためには、まずはトイレでしてもらうことが必要になります。介護をする立場としては、おむつ交換を簡単に選択をしてしまいますが、それは決していつも正しいとは限りません。環境を整えることが大切ですし、トイレに行けるように介助の工夫をしていくことも大切になります。
■排せつから体の状態を把握する
排泄物は健康を表しているといわれています。便秘気味であれば血圧が下がることが予想され、それによって歩行が不安定になったり、転倒の危険性が増したりもします。
また、血尿が出ている、血便が出ている場合ですとナースに連絡をして受診などの処置をすることが必要になってきます。
血便、血尿の他には、便の色が悪かったり、消化不全を起こしたりしている可能性があることも考えられます。介護士はナースではありませんので、そこまで詳しく医療的な知識は必要ありませんが、正常な排泄物を知っていくことによって異常な排泄物を知ることができます。
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