掲載:2017.10.07)【介護テクニック編】認知症の方との上手な接し方とは! ★★最新!介護の求人情報も掲載中★★
【介護テクニック編】
◎認知症の方と上手に接するためのポイント◎
介護の仕事をしていると認知症の方の対応は避けて通れない道です。
介護の初心者の方は認知症の方の対応に躓きがちであり、その対応方法がわからず悩んでしまうということも良くあります。
ここでは認知症の方を上手に対応するための、ポイントをご紹介しますので、これから介護業界を目指している方はもちろんですが、現在介護士として働いている方もご参考にしてください。
■認知症は病気だと認識をする
認知症の方と接すると良く「何度も同じことを言ってくる」「すぐに忘れてしまう」「問題行動があるので困っている」といった声が聴かれます。こういった行動は場合によっては介護士をイライラさせてしまう行動になりますが、ここでイライラするのではなく、認知症は病気であることを認識しましょう。
例えば、骨折をした方に、しっかりと歩いてくださいと言っているようなものであり、イライラをしても仕方がないのです。気持ちに変化をつけることは大変なことですが、病気であることをきちんと頭に入れて接すると少しは気持ちも楽になるでしょう。
■否定をしないこと
認知症の方は私たち健常者みると、間違っている行動を良くしてしまいます。例えば、誰も読んでいないのに「誰かが呼んでいる」と徘徊をしてしまう方。例えば、食事を食べたのに「まだ食べていない」と訴える方などです。これらに対して「誰も呼んでいません」「食事を食べたでしょう」と正してしまうと、認知症の方は混乱をしてしまうことが良くあります。
そういった否定的な対応をするのではなく「代わりに私が見てきましょう」や「今から食事を作りますので、お茶でも飲んでください」などというように意識をそらしてあげる、代替え案を提案することが必要になります。
■チームで対応をする
認知症の方を接するときに、一人で接してしまうとストレスを感じてしまいがちです。そのため、チームで複数で対応することが大切になります。これは、家族が認知症の方を対応するとよく起こることで、どうしても一人で対応をしてしまいますと、大変でストレスを感じてしまいますが、複数で交代をしながら取り組むことによって、ストレスが拡散されてきます。
訪問介護などであれば1対1の対応になりますので、大変かもしれませんが、施設勤務などであれば交代で勤務をすることが出来ますので、交代をしながら協力をして対応することをお勧めします。
認知症の方を対応するのは大変な部分が多いですが、ポイントを押さえることによって多少は対応が楽になりますので覚えておきましょう。
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