掲載:2017.11.11)【介護の心得】頼りになる介護士とは(要介護者とそのご家族編) ★★最新!介護の求人情報も掲載中★★
要介護者とそのご家族の方にとって
◎【頼りになる】介護士になるためには◎
いま日本は高齢社会真っただ中にあります。高齢者の人数は3300万人を超えているようです。
そんな中、2000年から始まった介護保険ですが、今では介護士の数が200万人程度と言われています。
多く思われるかもしれませんが、介護士の数はまだまだ足りない状況です。そんな人手不足の中で働く介護士ですが、人によってサービス内容や、介護をするにあたっての態度・介助方法等が違う場面も正直見られる現状です。
資格や経験年数にとらわれず、頼りになる介護士の特徴について紹介していきます。
■何か状態変化があった時に、しっかり家族へ連絡を行う
特に入居施設での事になりますが、入居者の状況・状態は日ごとに変化していきます。
そんな時に、重大な状況になる前からしっかりと家族に連絡を取りながら、経過を伝えてくれる介護士は頼りになります。
ひどい状態になり、初めて連絡をもらった家族は、「なんでもっと早く行ってくれなかったんだ」と、信頼関係に亀裂が入りかねません。
頼りになる介護士は先を見越して、しっかりと連絡を入れて、家族にも安心してもらうような配慮を行います。
■いつでも笑顔で対応し、利用者を安心させられる
どんな会社でも言われる事だと思いますが、介護の仕事もお客様あってのお仕事です。自分の調子や喜怒哀楽を顔に出すような介護士は全く頼りにならないし、信頼できません。
その気持ちをグッと心の中にしまって、いつも笑顔を絶やさない介護士は頼りになります。
家族や利用者だけでなく、誰にでもしっかりそのような対応が取れる介護士は、先輩や管理者からも頼られる存在になるでしょう。誰とも関係なく、常に素晴らしい対応をしてくれるのです。
■対応者の情報をしっかり把握している
頼りになる介護士は、自分の担当や、対応者についての情報をしっかり調べてくる方が多いです。
名前はもちろんですが、生年月日や病歴・既往歴・好きな事・嫌いな事・介助方法等は、いちいち資料を見ながら対応する事はありません。
家族の方が利用者の状態や病気について、介護士に相談してみて下さい。その場でしっかり状態を話せたり、介助方法についてしっかり説明できる介護士は、とても頼りがいのある介護士と思ってよいでしょう。
また、頼りがいのある介護士は、情報だけで仕事をしません。その場・その時の利用者の状態で介助方法を変更して対応をしてくれるのも特徴の一つと言えるでしょう。
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