掲載:2025.08.01介護士必見!あと少しを待つ介護
あと少しを待つ介護
日々の介護の中で、つい手を差し伸べたくなる場面ってありますよね。
食事中スプーンが止まっていたり
レクの工作で時間がかかっていると
「代わりにやってあげようか?」と思うことがありますよね。
でも、“あとちょっと”を待つことで自立支援になることも。
今回は、介護の中で「見守る」ことの大切さをご紹介します。
▼迷いもサインの一つ
たとえばレクで折り紙を折るとき。
折り方を迷っている様子でも、手元をじっと見つめていたら、「考えている最中かも」と判断し、少し待ってみましょう。
すぐに手を出すのではなく
「あと少しで自分でできるかも」と見守ることが、自立を支える第一歩になります。
“あとちょっと”を待ったことで、「自分でできた!」という喜びにつながることもあります。
▼食事介助もまずは見守り
スプーンを手にしたまま止まっていると、「あげた方が早い」と思ってしまうかもしれませんが、まずは少しだけ見守ってみましょう。
たとえば手が震えていても、スプーンを自分の口まで運ぼうとしているなら、それは“挑戦している証拠”。
「すごいですね、自分で食べていらっしゃいますね」と声をかけながら見守りましょう。
「今日は3口、自分で食べられましたね」と本人と一緒に喜ぶことも、モチベーションにつながります。
▼横でそっと支える
自立支援は、“できること”を取り戻す支援でもあります。
だからこそ、「やってあげる」より
「一緒にやる」「そっと支える」関わり方が効果的です。
たとえば歩行練習のとき
手を引くのではなく「横で歩く」「近くで見守る」など、その人の力が十分に発揮できる距離感を意識してみましょう。
「今日はひとりで〇歩、歩けましたね」
といった記録や声かけも、小さな達成感を積み重ねる大切な要素です。
▼まとめ
“あとちょっと”を待つことは、ただ見ているだけではありません。
「その人の力を信じること」「できた経験を重ねるサポート」が、自立支援の本質です。
つい手を出したくなる瞬間にこそ、「今、できるかもしれない」と立ち止まって考えてみませんか?
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