コーディネーターコラム

Coordinator's Column お仕事の話から、湘南のグルメ・耳寄り情報まで。

 

掲載:2016.10.01介護職でチームワークが大切な理由

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介護の現場では、数名の職員がご利用者に関わります。一人の力では決して上手くいかず、チームワークが大切な仕事です。どうしてチームワークが大切なのかご紹介したいと思います。


514181 ◆職員にも得意・不得意がある

誰にでも、得意・不得意な事はあるでしょう。介護の現場でも、オムツ交換が得意な方・入浴が得意な方、レクリエーションが得意な方等様々かと思われます。ご利用者がオムツ交換を必要としている場面で、「私オムツ交換苦手なので出来ません」というような事は通用しません。様々な職員がいる環境では職員同士がフォローし合う事がとても大切であり、時には得意な事を他の職員に教えたり、反対に教えてもらったりと、皆でお互いを高め合っていく事が出来る職場環境が理想といえます。

 

216623◆一人がずっと同じ現場で動ける訳では無い

介護の現場では、職員一人で何人かのご利用者様の見守りし、介護業務にあたる事になります。また、時間によっては持ち場が異なることもあるため、一日を通してずっと同じご利用者様に付くという事は少ないのでは無いでしょうか。そのような環境ではやはり職員同士の連携が必要です。自分が離れる場合等はご利用者の身体状況や業務の進捗状況等を他の職員に伝えていなければ、問題が発生したり、業務が滞ってしまい円滑な業務を行うことができなくなりますので、報告・連絡は怠らずに積極的に行うことが必要となります。

 

412055◆ご利用者さまとの相性

職員がご利用者様に対し、苦手意識を持ってしまうことは決して良い事ではございません。しかしそこは人間同士。努力をしても相性が悪いと感じてしまったり、ご利用者様に受け入れてもらえないこともあるのではないでしょうか。良い関係性を築く事はもちろん大切ですが、努力しても改善されない場合は他の職員に間に入ってもらい、助けてもらうという事も一つの方法です。

 

137346g◆どの職員が行っても同じサービスを提供できる事が大切

介護の勤務形態がシフト制である所も多いかと思われます。その場合、休みの時などは他の職員に任せることになるのですが、職員によっては方法・やり方が違ったり、サービス内容も自分とは異なるという事は決して好ましくありません。「○○さんだったらしてくれるけど、○○さんはしてくれない」等関わる職員によってサービスや対応が違えば、ご利用者様が戸惑ってしまいますどの職員が現場に入っても、同じサービスを提供できるようにするため、普段から職員同士が連携し業務の方向性を確認しておく必要となります。

 

このように、介護の現場では職員で協力しなければ良いサービスの提供は出来ません。
良いチームを築く事が出来るよう、普段から職員同士がしっかりとコミュニケーションを図り、チームワークを高めておくことが必要です。


 

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掲載:2016.09.24介護士事情について ~横浜編~

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横浜市は神奈川県でも中心的な都市であり、非常に多くの方が住んでいます。介護にも力を入れていますが、横浜市の求人状況や給与、他の都市と比べるとどのような違いがあるのでしょうか?また、横浜市で介護職を行うメリットはどういったものがあるのでしょうか。


◆神奈川県としては平均、横浜市は給与高め

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横浜市は神奈川県にありますが、まずは神奈川県の給与についてご紹介していきます。神奈川県の介護士の給与の平均はおおよそ23万円となっていますが、横浜市に関しては給与は平均24万円と神奈川県も横浜市も全国的に見ても給与は高い方になります(全国平均20万円)

しかし、横浜市は他の都市と比べてみると家賃などの物価も高くなりますので、横浜市に住んでいる場合は手元に残る給与は全国的に見ても平均、もしくは下回る場合もありますので一概に良いとはいえません。

 

◆横浜市の求人の特徴353513

横浜市は他の都市と比べても営利会社(株式会社など)が母体となって事業を行っているところが多いです。もちろん、特養や老健などの社会福祉法人や医療法人が母体となっているところもありますが、比率的に見ると営利会社が多いといわれています。

そのため、求人を検索してみると株式会社が運営しているところが多く、その特徴としては月給が高く、ボーナスが低いといった特徴があります。例えばある株式会社の介護職求人では月給が28万円と非常に高い金額を提示していますが、ボーナスは1か月分などといったように低い場合もあります。

横浜市は大都市ですので、昔からの特別養護老人ホ
ームなどは市外地に作られることが多く、その半面株式会社などが自分の土地を使って、施設などを運営している特徴があります。

 

◆横浜市に決めるメリット

488377働く先を横浜市に決めるメリットとはどのようなものがあるのでしょうか?横浜市の特徴としては東京などの大都市から通い安い点や、比較的若者に人気のある町ですので若い世代の職員が多いというメリットがあります。

特に後者の若い職員が多いというのは、非常に大きなメリットであり、これから介護をしようと考えている人はもちろんですが、活気のある職場で働きたいといった方にも非常にお勧めできる都市であるといえます。

また、横浜市は非常に広く場所によっては物価が安いところもあったり、社会福祉主事の養成校(全国に2か所のみ)があったりなどメリットも多い都市ですので、迷っている方には是非お勧めしたいところであるといえます。

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掲載:2016.09.17上手に転職を成功させるポイント ~派遣会社を選択する理由~

446374介護士が上手に転職を成功させるポイントとして、人材派遣会社へ登録して仕事を探す方法があります。
人材派遣を使う理由は何なのか!今回はご紹介いたします。


◆介護士が人材派遣を使うメリット◆

近年、介護士の求人募集として、人材派遣会社を利用する施設が増加しています。これは、介護士の人手不足とともに、人材派遣会社を利用することに伴うメリットがあるからです。さらに、介護士側にも人材派遣で働くことによるメリットはあるため、介護士自体も派遣として働きたいと考えている方が増加しているのも現状となります。

人材派遣を使うメリット、より詳しくご説明いたします!

 

◎直接雇用よりも高時給

489145人材派遣と直接雇用では、時給において差があることがあり、人材派遣のほうが高時給となることが多いです。そのため、月給換算すると人材派遣で働く方が高くなるため、直接雇用としてパートで働くよりも、人材派遣として働く方が増加しています。

また、人材派遣の場合は、派遣会社を通じて採用されるため、時給においての交渉もしやすいのが現状としてあります。例えば、今までの経験を考慮し時給を上げてもらうことも、直接雇用よりもしやすいことがメリットとなります。

 

 

◎採用されやすく、職を失うことが少ない

478376人材派遣として働く場合、施設の多くは即戦力やすぐに働ける人を探しています。そのため、人材派遣として働くことが可能となり紹介された場合は、すぐに働くことが可能となることが多いです。また、派遣会社を通じて面接を行うため、不採用となることも少ないのが現状となります。

そのため、人材派遣として働くにあたり、職を失うことは少ないこともメリットとしてあります。また、人材派遣には即戦力を求められており、施設の求めている人材と自身が行うことができる介護が違うことがあります。このような場合には、違う施設を紹介してもらうことができることもあるため、直接雇用よりも採用されやすく職を失うことが少ないのがメリットとなります。

 

◎転職しやすく、面接も簡易的なものが多い

512448介護士の場合、職を転々としていることも多く、面接ではあまり聞かれたくないこともあります。しかし、直接雇用の場合には、「なぜ前職を辞めたのか」などなるべくなら聞かれたくないことも、面接の場においては答えなければなりません。

人材派遣の場合は、職歴などはすべて派遣会社と話をしており、施設側には簡易的な経歴を伝えることになります。また、採用時面接自体も、面接というよりは顔合わせに近いため、深いことまで聞かれないことが多いです。そのため、今までの経歴や転職の経緯などを伝える必要もなく、転職しやすいことが人材派遣を行う上でのメリットとなります。

 

これらを参考に、是非皆さんも転職を成功させてくださいね!

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掲載:2016.09.10上手に転職を成功させるポイント ~求人広告の見分け方~

◆転職時に求人広告を見るときの注意点◆

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転職を考えたとき、求人広告など手に取りやすい物を見て、良い求人先を探す方が多いのではないでしょうか。また、求人広告には、それぞれ同じような職種ごとに分けられており、他の求人先との比較もしやすいのがメリットとなります。しかし、求人広告だけを見て転職先を探すことは、危険なことということを理解している方は少ないです。

 

ここでは、転職時に求人広告を見るときの注意点について、ご紹介いたします。


◆求人広告には良いことしか書いていない◆

080709求人広告とは、いわゆる人を呼び込むための情報となるため、基本良いことしか載せていないことがあります。そのため、求人広告には悪いことを書くことは少なく、逆を言えばよいことしか書いていないということを理解した上で情報を収集するといったことが重要です。

そのため、求人広告だけを見て転職先を決めるのではく、候補となる企業のホームページや友人などからの評価なども集め、総合的に判断することが必要です。

 

▼求人広告の内容を鵜呑みにしない

331152求人広告には、休職している方が目に止まりやすいよう工夫されて作成されているため、求人広告の内容だけを鵜呑みにしないことが重要となります。例えば、給与面で言うと「時給850~1000円」などと書いてあり、1000円の場所が大きくなっていることがあります。さらに、経験者優遇ありや要相談となっていると、経験者の場合は時給が1000円と感じる方も少なくありません。

しかし実際は、経験者であっても時給が850円~始まることもあり、求人広告には1000円と書いてあったのにと後々嘆く方もいます。そのため、求人広告の内容を鵜呑みにするのではなく、求人広告で時給などが「○~△」となっている場合などは、時給は○と思い面接を行うことが重要となります。

 

427239▼実際の状況は転職サイトなどで確認

求人広告だけで転職先を決めることは、危険なことも少なくありません。特に、長期的に働きたいと考えている場合には、求人広告だけを見て転職先を決めるのではなく、転職先の情報を求人広告以外の手段で得ることも重要です。

例えば、医療系の職種などでは派遣会社や転職サイトなどを利用し、実際の転職先の様子を確認することも重要です。また、実際に面接などを行う前に、施設見学などを行い、転職先の様子を自分の目で確認することも重要となります。そのため、決して求人広告だけで転職先を決めるのではなく、その他様々な情報を得て転職先を決めることをお勧めします。

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掲載:2016.09.03上手に転職を成功させるポイント ~主婦編~

主婦の介護士が転職を上手に成功させるポイント


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主婦を介護士として勤務させている施設などは、この先この人は働き続けることができるのか…等と不安要素を抱えていることがあります。特に、子育て中の場合などで、少ない人数でシフトを回している施設などにおいては、急に休まれてしまうことを懸念しているのが正直なところです。このようなことから、主婦の介護士を正社員で雇うことが少ないのも、介護業界において多いのが現状となります。

ここでは、主婦の介護士が転職を上手に成功させるポイントについて、ご紹介いたします。


528630◆子どもの預け先は確保しておく

子育て中の場合、正社員ではなくパートとなることが多いですが、正社員を希望している場合には、子どもが何かあった際の預け先を確保しておくことが重要です。子どもに何かあったとき、母親であれば傍にいたい、そういう気持ちになります。しかし、介護の現場では人手不足に伴い、急に休まれることにより介護保険料の減額となってしまうこともあります。

そのため、子どもに何かあった際には預ける場所があるため大丈夫という、いわば保証を提起することで、転職を上手に行うことができることを理解しておきましょう。

 

◆今の家庭環境とこれからの環境を正確に伝える

264884子育てのピークは、子どもが生まれてから中学校に上がるまでとなります。中学校に上がれば、自分のことは自分で行うことができ、学校からの呼び出しの数も減少します。そのため、転職する際には今の子どもの年齢がどれくらいで、あとどれくらいで子どもに手がかからなくなるのかということを、正確に伝えることも重要となります。

その結果、子育てが忙しい今は仕事を覚える期間として、それなりの仕事を行うよう考えてくれます。また、子育てが安定し始めたら仕事の負荷を増やしていこうという、施設側も考えることができます。そのため、今の家庭環境とこれからの環境を正確に伝え、転職活動を行うことも重要なことになります。

 

◆主婦だからこその視点をアピールポイントに

489322主婦の場合、夫または本人の両親または祖父母の介護が必要なこともあり、その介護に携わっていることも少なくありません。家族の介護に携わるということは、介護の現場においては家族の気持ちを理解することができます。

そのため、主婦だからこそ介護をしていて「こう感じる」「こう思っている」「こういうことが必要だ」という視点を、アピールすることも重要です。特に、介護の現場にいる若手社員の場合、実際の家族の声を聴くことが少ないまたはわからないことも多いです。そのため、自分が体験してきているからこその見解や視点を、転職先においてのアピールポイントとすることも、転職を成功させるポイントとなります。

 

 

【投稿者】

掲載:2016.08.27上手に転職を成功させるポイント ~介護士編~

介護士の転職で気を付けたいポイントとは。


493911介護士が転職する際、今まで職場と何が違うのか、またどのようなシステムで働くのか等、不安な要素は多々あります。
さらに、今までの介護士としてのキャリアをどのように活かして行けば良いのか?活かすことができるのか?ということも考えている方も多いのではないでしょうか。しかし、働く施設によって介護士に求められていることは異なり、今までとは違うことも少なくありません。

ここでは、介護士の転職で気を付けたいポイントについて、ご紹介いたします。


493814◆初めは、キャリアを表に出さない!

介護士としてキャリアがある場合、特に役職者の経験がある方の場合は、転職先において今までのキャリアを活かした活動を行おうと必死になることがあります。しかし、転職先においては新人と同様であり、キャリアを表出さないことが重要となります。

そのため、初めは新人同様に、まずはその施設のことを理解するというところから始めることも重要です。特に、「あれ?」や「おかしい」と思うようなことが見えていたとしても、それに関しては自分を指導してくれている方などに、「なぜこのようなことをしているのか」ということを、客観的に聞いてみることも重要です。間違っても、「前の施設ではこうしていたので、これはおかしい」などと言う言い方はしないことが重要になりますので注意してください。

 

483259◆転職先が求めている人材を理解する

前職と転職先では、介護士に求められることが異なることも少なくありません。そのため、「前職ではこうだったのに・・・」という、ジレンマを抱えたまま転職する介護士も少なくないのが現状です。

しかし、施設によって介護士に求められることは違うのは、その施設により実践している介護が違うからです。特に、施設携帯などが異なると、介護士としての在り方も変わってきます。そのため、転職先が求めている介護士の人材を理解し、転職を行うことが重要となります。

 

394974◆他と給与や時間などにおいての比較はしない

介護士だけではなく、他の業種においても同じですが、同業種との給与や時間などの比較をしてしまうことがあります。確かに、同じ時間働くのであれば、できる限り高い収入を得られる方が良いと考える方が妥当な考えでしょう。

しかし、その施設によって働く時間が同じでも、介護士として求められていることも異なり、さらに基盤となる施設も異なるため、給与も時間も異なってきてしまうことは仕方のないことです。
そのため、ご自身が譲れない点を除いては、転職先において他との給与や時間などにおいての比較はしないことが、転職の際に気を付けたいポイントとなります。

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掲載:2016.08.20介護のお仕事シリーズ⑤ ~主婦におすすめ【夜勤】がない職場について~

【主婦におすすめ!夜勤がない介護の職場】

主婦は家事や子育てがあり夜間に仕事を444061することはどうしても難しくなってしまいます。

しかし、介護の仕事は人が相手のため、夜間の仕事も必然的に発生するため、夜勤なしの仕事を探すだけでも一苦労なのが現状です。

しかし介護には夜勤がない仕事もきちんとあります。夜勤がない職場とはどのようなものがあるのでしょうか?


 

◆デイサービス

166659デイサービスは通所介護とも言い、在宅介護サービスの一つになります。高齢者を自宅まで車で迎えに行き、施設で入浴や食事、リハビリなどをして夕方に自宅まで車で送ります。

日中のみの対応になりますので、夜勤はありません。また、デイサービスでは高齢者が施設で過ごす時間は限られていますので、残業がほとんど無いというメリットもあります。

デイサービスは他のサービスと比べると元気な高齢者が多いですので、身体的な介助はあまりありません。しかし、その分レクリエーションなどの余暇のサービスが多くなりますので覚えておきましょう。

 

 

◆訪問介護

494767訪問介護は在宅サービスの一つであり、最も事業所の数が多いといわれています。訪問介護は日中のみの対応がほとんどですので、夜勤がないところが大半です。

注意するポイントとしては、訪問介護の事業所によっては24時間対応をしている場合もありますので注意しておきましょう。また、求人内容としてはサービス提供責任者が圧倒的に多いです。サービス提供責任者には実務者研修か介護福祉士が必要になりますので、資格要件なども限られている場合があります。

応募をする際は、資格要件やその事業所の営業時間なども確認しておくようにしましょう。

 

 

◆施設系でも場所によっては夜勤が無い場合も

144966施設系になりますと夜勤をすることが必須だと思っている方がいますが、場所によっては日勤帯だけの正社員を募集している場合もあります。これは主に人員不足からくる問題になります。

施設では必ず夜勤の職員を数名抱えておかないといけません。人が足りていない時に夜勤の職員を確保してしまいますと、日勤帯の職員が少なくなってしまうのも問題点として挙げられます。そのため、日勤帯だけの職員の募集が出てきます。

 

◆派遣、パートとして働く510306

時間や勤務日数に限りがある場合、派遣社員として働くことも一つの手です。空いた時間を有効に、ご自身のスタイルに合わせた働き方ができるのも派遣で働くメリットの一つです。

 

 

夜勤は家庭を持っている方にとっては非常に大きな壁になります。夜勤のない職場は人気がありますので見つければすぐに応募をするぐらいの気持ちでいましょう。

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掲載:2016.08.13介護のお仕事シリーズ④ ~人間関係で悩まないポイント~

介護の仕事が嫌になる原因の1つとして“人間関係”が挙げられます。人間関係がうまくいかないと、もちろん仕事も楽しくありません。実際、人間関係が原因で介護の現場から退職する方も非常に多くいます。

介護の人間関係に悩まないためのポイントとは、どのようなものがあるのでしょうか?


◆介護職は単独ではできない仕事

428527介護はその仕事の性質上一人ではできない仕事です。在宅介護、施設介護を問わず、なんらかの形で自分以外の人と関わっています。そのため、人間関係は非常に大切であり、人間関係がうまくいっていない状態だと、仕事も上手くいきません。ここはしっかりおさえておきましょう。

一人でも仕事ができると思っていると、周りのペースに合すことができず単独行動になってしまいがちです。業務連絡や報告、相談なども介護の現場ではとても重要なのです。仲間とのチームワークとコミュニケーションは積極的に意識し心がけていく必要があります。

 


◆なんでも話し合える人を見つける

516471介護をしていると様々な悩みにぶつかることがあります。その中でなんでも話し合えるような方を一人でも見つけれることによって、日頃の悩みやストレスを軽減させることができます。

特に男性なら男性の職員、女性なら女性の職員の方が打ち解けやすく、なんでも話し合えるような仲になることが多い傾向にあります。

 

 

◆介護の方法には正解はない283786

介護をする上でトラブルになりやすいのは、介護の方法や取り組み方です。高齢者に対して接し方が、自分の理想としている介護とかけ離れている場合に強いストレスを感じます。人によってはそれを指摘し、それが元でトラブルを起こす事もあります。

例えば高齢者に対しては必ず敬語で話さないといけないと思っているA職員がいるとします。しかし、B職員は慣れている高齢者に対しては敬語なしで話をしています。

A職員はB職員の対応を見るたびにストレスが溜まりますし、仮に注意したとしてもB職員は自分の対応を否定されたと感じてストレスが溜まります。それが人間関係の悪化につながる可能性があります。

Aさんの敬語で話すというのは一見正しく、Bさんの方法は間違っていると思いがちですが、Bさんの接し方は決して間違っているわけではありません。

要するにそういった接し方をして高齢者がどう思うかです。敬語で話されると堅苦しく思う方もいますし、ため口で話すと失礼だと思う方もいます。

 

075040そのため、自分が正しいと思っている方法で物差しを図るのではなく、高齢者がどう思っているのかということで物差しを図っていくことが大切になります。

介護の方法でも高齢者が恐怖心を感じていないか、痛みを感じるような介護方法になっていないのかで判断していくようにしましょう。

 


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掲載:2016.08.06介護のお仕事シリーズ③ ~【未経験者】の方に知ってもらいたいこと~

493921介護職は誰でもできるような仕事だと思っている方も多いと思いますが、介護職は専門職であり未経験者の方はいくつかの壁にぶつかることがあります。

ここでは介護未経験者の方に知って頂きたいポイントや注意点について説明していきますので、是非参考にしてみてください。


◆高齢者への話し方

489173よくある悩みとしては「高齢者に話かけたら、無視された。私は嫌われているのかな」という悩みです。頑張って話しかけてみても返答が無い場合は無視をされたと思いがちです。しかし、本当に無視されているのでしょうか。ほとんどの場合は「聞こえていない」というのが現状です。

高齢者になりますと、耳が遠くなると言われていますが、特に高音域の音が聞き取りにくくなると言われています。男性の低い声の方が高齢者にとっては聞き取りやすいのです。最初なので緊張をしてしまい、声が高くなって余計に聞き取りにくくなっていることもありますので、低い声で話かけるようにしましょう。

また、ゆっくりとハキハキと話すことも高齢者に聞き取りやすい声の出し方ポイントですので、注意しておきましょう。

 

◆できる事を見つけていく

107250高齢者になって要介護状態になったとしても高齢者に「強み」を見出していくようにしましょう。例えば、車椅子の方であれば「歩けない人」と認識するのではなく、車椅子があれば自分で動くことが出来る、車椅子に座ることができるなどといったように、強みを探してそれを活かした介護をすることが大切です。

こういった視点のことをストレングスといいます。ストレングス視点で高齢者を見て、その方が持っている力、能力をしっかりと活用できるような介護をしていくことが大切です。

特に男性の介護士の場合は力が強いですので、抱えながら介護をしがちですが、そういったやり方をするのではなく、高齢者の力をしっかりと活かしつつ、サポートをするような介護方法をしますと上手くいきやすいです。

 

 

◆家族との関わり方

513661家族との関わり方は介護をする上で非常に大切なことです。しかし、介護未経験者の場合は家族とどう関わっていいのかわからないと悩む場合も有ります。

そういった時は積極的に高齢者の日々の様子を伝えるようにしましょう。内容は何でも良いですが、出来るだけポジティブな部分を伝えていくと聞いている方も気持ちが良いです。

例えば「今日はご飯全部食べてくれましたよ」「夜はしっかりと休まれました」など、何でも良いのです。家族からしてみれば少しでも過ごしている様子を知れることが嬉しいのです。


 

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掲載:2016.07.30介護のお仕事シリーズ②  ~「仕事がきついと聞くけど、実際は?」~

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介護の仕事は“きつい”とよく言われていますが、どんな仕事でも楽な仕事はありません。精神的なのか体力的なのか、それぞれの受け止め方によりますが、大なり小なり“きつい”思いを抱えながら皆さん仕事をしているのではないでしょうか?

介護の仕事においては、はっきり言って楽な仕事ではありません。ただ、それが“きつい”という言葉1つに当てはめてしまうのは、介護の現場を見てきて少し違うような気がします。

労働環境を表す3K(きつい、汚い、危険)という言葉がありますが、介護の現場でもこれに直面することは多々ありますが、それが介護の現場は劣悪な環境だと位置づけてしまうのは間違った判断です。

これから3Kを例えに、介護現場の実情をご説明していきましょう。


 

◆「きつい」015853

一日の流れが目まぐるしく業務と時間に追われる…といったことは正直あります。ただそれはプロであれば臨機応変に段取りを組んでこなしていけば“きつい”という感覚はなくなります。要領を得ないでただ業務に振り回されていると、精神的にも体力的にもきついと感じるのは当たり前です。

しっかりと自分のやるべきことや自分なりのゴール設定し、それに向けて一つ一つ片づけていけば、仕事のやりがいや自分の今後の展望も見えてくるはずです。

やらされているのではなく、自分でやっているという意識を芯にもっていれば“きつい”と思うことはありません。

 

V™ƒV[ƒ“•Ê02-Žèô‚¢o◆「汚い」

排便の介助をする際、便が手にかかったり制服に付いたりと確かに汚いシーンはあります。しかしそれが絶対に嫌だということであれば、そもそも介護職には向いていません。

人が生きていくうえで、食事や排便は当然必要な行為です。おそらく介護サービスを受けている方のほうが屈辱を感じている事もあるのではないでしょうか。目に見える汚れは洗えば消えます。

ここはプロとして、スムーズに対処し何事もなかったかのようにふるまえるぐらいの度量で対応しましょう。

 

◆「危険」

6d7d03d48271a903c1077ec6128b8d1b_s高齢者のケアを扱っている介護の現場では、高齢者の中に感染性の疾患を持っている方がいる事も珍しくありません。介護の仕事をする上での危険は「感染の危険」です。

ただし、これは重篤な事態に発展する恐れがある場合もあるため、相当注意を払って対応します。

高齢者は些細な事でも生命に関わる重篤な事態に発展することがあります。例として風邪や誤嚥や寝たきり等から肺炎引き起こすこともあります。

実際肺炎は高齢者の死亡原因の上位にあることから、環境的に様々なリスクに関して医療的な対処方法も身に付きやすい為、自分や家族にその知識を転用することもでき、生涯役に立つスキルが介護の仕事を通して身に付けることができます。

 

248219きつい事ばかりが注目されやすい介護職員ですが、見方や考え方を変えるだけで生きていくうえで必要な知識やスキルが身につくことが明白です。

そして、人の役に立っている実感を肌で得らながら仕事が出来るというのも大きなやりがいの一つです。

 

実際、この部分にやりがいを感じて業界から離れない介護職員が多いのが現状です。


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掲載:2016.07.23介護のお仕事シリーズ①  ~「介護職」って何をするの?~

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就業先として介護事業所を選ぶと待っている、介護職の仕事内容とはどんなものなのでしょう?

今回は、介護職の「役割」に焦点を当ててご説明していきます。


◆「最も大きな割合は生活に係る事全般」

介護職の仕事内容は、日常生活の介助全般に及びます。介護内容は介助を必要とする方によって違いは出てきますが、一日の生活の流れを思い浮かべると、着替え・歯磨き・排泄・休む・水分を摂る・食事の調理と摂食・食事の片づけ・買物・掃除・洗濯・入浴等が想像できると思います。

高齢者は全て、もしくはその一部の行為が困難なため、介護を必要としています。

よって、これらの生活を高齢者本人が出来ない事に対して支援(介助)することが、介護の仕事内容の大きな役割となります。

 

489318◆「管理的な側面」

高齢者は何らか慢性的な疾患を持ち、薬を定期的に処方されている方が多いです。この為、介護職員の仕事内容には服薬の管理も含まれます。

日常生活上の支援の内容としてトイレに行けない人もいらっしゃいます。その方に対してはオムツを使用されており、ご自身で交換することが困難な場合はオムツ交換も介護職員の仕事内容の1つとなります。

 

◆「プロフェッショナルとして」

排泄を例にして、お伝えします。

489299トイレに行ったが尿取りバッドに出てあったというのは、後手ですよね。排尿パターンを取り、尿意を感じた時にソワソワする等何かサインがないか観察して見出し、その精度を上げる事で尿取りパッドにではなく、トイレで排泄してもらえますね。ご本人にしても、汚染したパッドを交換してもらうよりも余程、良いでしょう。

このように当たり前の事を当たり前に出来る環境を作り、無理な時は代替えとして、近づけられるように精進していくのが、“プロの”介護職が行っている事です。

仕事として介護職を行うのであれば、『プロ意識』を持ち職務を全うすることが当然の責任となります。


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掲載:2016.07.16介護施設を知るシリーズ④  ~「サービス付き高齢者向け住宅」とは~

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『サービス付き高齢者向け住宅』とは、

ここ5年程でできた制度で、よく「サ高住」と呼ばれているものの正式名称です。

では、特徴をお話しします。


 

◆「自立から軽度の人向け」

サ高住は、住宅型有料老人ホームと同様に一部の施設を除き、特定施設入居者生活介護の指定を受けていません。この為、介護が必要である場合は居宅サービス事業者と別に契約します。

050044サービス付という名前なのに介護サービスが付いていないの?と思ったかもしれませんね。このサービス付きのサービスとは、あくまでも「安否確認や生活相談を承りますよ」というもので“介護を提供します”というものではありません。

よって、住宅型有料老人ホーム同様に介護サービスの多用は、居宅サービス事業者に支払う利用料が上がることになりますし、軽度の場合はある程度サービスを好きにプランに組み込めるメリットも同様です。

しかし、重度の場合は介護費用が高額になる事と、重度化に比例して介護が必要な場面が増えるのにサ高住の事業者からは介護が受けられない為、現実的ではありません。

就職や派遣先を探している人からみると、「あまり重度の人が住むところはイヤ。」という人に向いています。重度の人が居ないということは、居る所と比べて死に直面する可能性が下がりますね。この事から、「高齢者の死と直面したくない」という人にも合っています。

 

上の説明では、有料老人ホームと違いがありませんね。しかし、有料老人ホームとサ高住には明確な違いがあります。

 

◆「有料老人ホームとサ高住で異なる点」

実は施設や有料老人ホーム・サ高住といったところには、運営に際して最低限超えていなければならない色々な基準が存在します。例えば専有面積ですが、有料老人ホームの個室床面積の最低は13平方メートルですが、サ高住の場合は25平方メートル(共同スペースがある場合は18平方メートルでも良い)必要です。そして住宅型有料老人ホームとサ高住の大きな違いは利用権契約(住宅型有料老人ホーム)か賃貸借契約(サ高住)かの違いです。これは、サ高住が高齢者の住まいを確保する法律に基づいた賃貸物件である事が関係しています。そして、サ高住は高齢者が住まいを確保し易くする為という制度の通り、入居一時金を徴収する事が認められておらず、入居しやすいようになっています(但し敷金は必要)。

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似ているようで異なる施設の特色や仕組み。

これらをより理解し、利用者の立場に立ちながら介護業務を行うことで、より利用者やそのご家族に寄り添った介護支援ができるのではないでしょうか。

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掲載:2016.07.09介護施設を知るシリーズ③  ~老健とは?~

 

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介護保険制度上では、施設というのは3つです。その内の1つである老健とは、介護老人保健施設の略称で重要な役目を持っています。

 

就職や転職先、あるいは派遣先に求めるものは人それぞれですが、介護施設が担う機能や特徴を知って、ご自分に合う介護施設事業所を探してくださいね。



 

◆「老健の役目」
老健とは、医療的な処置が通院で補うことができるため、入院する必要性が無いものの、リハビリが必要である等の理由で完全に在宅生活に戻るには、時期早尚な方が在宅生活へ向けてリハビリをしながら過ごす所で、入院生活と在宅生活の間のワンクッションの様な役割を果たしています。

 

◆「老健の役目を強める制度」489266

上記の本来の老健のあるべき姿に回帰し役割を強化するために、数年前に在宅強化型老健が創設されました。この指定を取るには、在宅復帰率(老健を退所した後の住まいが在宅【*1】である割合)が半数を超えている事・1割以上のベッドが回転している事・要介護認定で要介護4と5の認定を受けている人の割合が35%を超えている事等の要件を全て満たさなければなりません。

介護士としてのライフワークを「大病の後遺症等で、今は在宅生活が困難だけれども、在宅生活に向けて頑張っている人を応援する」という風に決めている人には、最も信条に合致する職場でしょう。
在宅復帰・在宅療養支援機能加算というものもあり、これも強化型程ではありませんが、在宅復帰に向けて力を入れている老健です。
ちなみにこの加算の算定には、在宅復帰率が3割を超えベッドの回転率も5%を超えていなければなりません。
利用者側から見ると、この指定を受けている事業所や加算を算定している事業所では、在宅復帰出来る可能性が(それ以外の事業所と比べ)高いということですね。
逆に従来型の老健は減算の対象になっています。

 

◆「運営基準にもみられる在宅復帰に特化した内容」
老健は機能訓練室(リハビリをするところ)がなくてはなりません。しかも、他の施設のように専用のスペースでなければならず、兼用は認められません。そして、リハビリの専門職である作業療法士等も配置しなければなりません。

 

【注釈】

*1 制度上、在宅扱いになる有料老人ホームや認知症対応型共同生活介護など、入居系のサービスも含まれます。

【投稿者】

掲載:2016.07.02介護施設を知るシリーズ②  ~有料老人ホームとは?~

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有料老人ホームは3種類あり、『健康型有料老人ホーム』・『住宅型有料老人ホーム』・『介護付き有料老人ホーム』というものに分けることができます。
それらは、各々に特徴があり、就職や転職を考えている場合は、各々の業務内容や比率の違いを事前に理解することも大切です。

 

 

◆3種類の違い
先ず、最も分かりやすのが『健康型』。文字の通り健康な人を対象にしており、要介護状態になると退所となる場合があります。

『住宅型』と『介護付き』は、両方要介護状態でも入居は出来ますが、その違いは、『介護付き』は名前通り“介護付き”のため【特定施設入居者生活介護】の認可を得る必要があるのに対し、『住宅型』は必ずしも【特定施設入居者生活介護】の認可を得る必要がありません。

 
477734この聞きなれない【特定施設入居者生活介護】とは、サービスの区分のことであり、特定施設に入居している人に対して“日常生活上の必要な部分に対して介護支援を行いますよ”というものであり、特定施設を運営し提供した介護支援に対して介護保険者に保険請求しても良いですよという認可のことです。
この認可を得ているという事は、その「ホームの職員から」介護を受け、認可を得ている為介護に係る費用も介護保険の自己負担分が家賃などを合わせた月額利用料に含まれているという事です。
対して『住宅型』は、上記の通り運営に際しこの認可が必要ありません。では、介護が必要になったらどうするのでしょうか。
老人ホームの分類は特定施設と呼ばれていますが、実は施設ではなく在宅の扱いです。この為、訪問介護や訪問入浴等の訪問系と通所介護などの居宅サービス事業者とは別に契約し“介護は居宅サービス事業者から”受けるのです。この為、老人ホームの方に掛かる費用とは別に居宅サービス事業者にも支払いが発生します。
『住宅型』で気を付けなければならない事は、居宅サービスは保険利用の限度が定められている為、多用が過ぎると費用が高額になってしまうという事です。逆に言えばある程度自由にサービスを組み込めるメリットもあります。

 

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これら3種類の有料老人ホームの特徴を理解した上で、介護職員として働くことにより、今までとは違う角度(利用者)から、介護サービスについても理解できるのではないでしょうか。

【投稿者】

掲載:2016.06.18介護施設を知るシリーズ①  ~特別養護老人ホーム(特養)とは?~

~特別養護老人ホーム(特養)とは?~

特別養護老人ホームは略して特養(とくよう)と呼ばれ、制度上のサービス名称を『介護老人福祉施設』といいます。事業主体が社会福祉法人に限定されるため、有限会社や株式会社が開設する事は出来ません。

kaigo2また施設サービスに分類され、従来型(多床室)とユニット型(個室)があります。いずれも利用者が数十から100名単位で入所しており、比例して介護職員の数が多い傾向です。伴って人が動く機会が多いので、求人を見かける事も多い傾向にあります。また、開設が社会福祉法人に限られており、運営事業者の規模がそれなりに大きい事から、(あくまでも介護業界の中に限りますが)給与が高い傾向にある為、転職する際に給与が大きい理由を占める場合は候補に挙がり易いです。
ある方のお話だと、他の介護施設から特養に転職し「年収が200万円弱もアップした」という話も聞いたことがあります。

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■他の施設サービスとの違い
他の施設サービスである「介護療養型医療施設」と「介護老人保健施設」との違いは、特養は余程の事で退所を余儀なくされない限り、施設が終の棲家となる為、(いずれそこで亡くなる事を想定した)生活の色が濃い施設です。そのため、介護療養型医療施設の様に医療色が濃くなく、介護老人保健施設の様なリハビリの専門職(言語聴覚士・作業療法士・理学療法士)もいません。仮にいる場合は施設が独自に取り組んでいるものであり、人員基準上は配置の義務が無い為、基本的には居ないケースの方が圧倒的に多いです。

 

426685■あるべき姿に回帰する「特養」
以前は要介護1以上で利用できたのですが、現在では特養の「在宅生活が困難な要介護者の生活する場」との本来の目的を強化する為に新規入所は、原則的に要介護3以上でないと利用できません。例外として認められるのは「認知症が重度で独居が困難であると客観的に認められる場合・家族による虐待がある場合」等です。
新規入所が要介護3以上である事から今後特養は重度化する事が予想されますが、制度の趣旨上あるべき姿に回帰する形であると言えます。


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掲載:2016.05.07資格がなくても始められる介護職とは。

■無資格から始める介護職■

介護業界には、資格が無ければできない仕事と、資格が無くてもできる仕事の2種類が存在します。
今回は「資格がなくてもできる仕事」に焦点をあてたいと思います。

a2dd8e227e459da7cc204f1d09686fca_s資格がなくてもできる介護の仕事には、特別養護老人ホームや介護老人保健施設での「施設」での介護の現場と、デイサービスやデイケアなどの「在宅・通所」での介護の現場です。
それぞれ2つの現場は、あくまで介護保険法に基づき、“資格がなくても就業ができる”とされています。また近年、施設介護の現場では無資格・未経験の職員を施設介護の現場に溶け込みやすくするための活動に注力する施設も増えてきました。具体的には、実際の就業前に、初任者研修修了者(旧ヘルパー2級)を養成し、実践をさせるという流れです。

少し横道にそれますが、「トライヤル雇用」という制度があります。ハローワークが紹介する労働者を介護施設が短期間(原則として3か月間)パートとして雇用し、それぞれが適性や職場環境などについて確認したうえで正社員として雇用する制度です。この「トライヤル雇用」という制度の場合には、無資格者でも採用される可能性が高いのが特徴です。無資格で介護を始める場合には、この「トライヤル雇用」に応募するのが、近道の一つかもしれません。

本題に戻ります。無資格で介護を始める場合、デイサービスやデイケアの在宅介護現場から始めるのが良いでしょう。
その理由として、①介護度の低い高齢者を担当するできる可能性が高い。②同じフロアーで、先輩職員のフォローを受けることができる。③日勤帯(8:30~17:30や9:00~18:00)で安定的な勤務をすることができる。が上げられます。
一方でデイサービスやデイケアは、レクレーションという独自な業務があります。

430008デイサービスやデイケアは日中の6~7時間滞在してもらうため、通所高齢者に楽しんでもらうための活動がレクレーションです。結果として、脳の活性化や認知症予防などの効果が得られることがありますが、このレクレーションを担当するのは非常に難易度が高いお仕事です。
個別的なレクレーションは難しくありませんが、集団で行うレクレーションの司会は以外に難しいものがあります。しかし、これもれっきとした介護業務のひとつであり、利用者様が楽しんでくれている姿を見ると、とてもやりがいを感じることができる業務の一つです。
人前で話す事や、レクレーションが苦手と感じる方は、上記のデイサービスやデイケアの在宅介護の利点を捨ててでも、すぐに特別養護老人ホームや介護老人保健施設の施設介護に飛び込むことをお勧めします。

【投稿者】

掲載:2016.04.30介護職におけるキャリアアップとは。

■介護職のキャリアアップについて考える■

 

282249介護職におけるキャリアアップの方法は3種類あります。
まず一つ目は【仕事の内容を深化させていく方法】です。例えば、ユニットリーダーや介護主任、介護課長というように、役職についていく方法です。まずはおひとりおひとりの介護を介護主任等が作った計画に基づいて、実際に行うポジションからスタートします。その後、介護計画を作成したり、高齢者の家族と打ち合わせを行ったり、更には介護職員の人事管理を行うような難しい仕事を任せてもらえるようになります。入居審査や施設の運営に係る重要なお仕事をするようになることが最終ゴールであり、目指すところは施設長ポストになります。

そして二つ目が、【資格を取得し専門職が行うポジションにつく方法】です。
109674介護業務を経験して3年経つと、国家資格である介護福祉士の受験資格を得ることができます。その試験に合格すると、介護福祉士として訪問介護のサービス提供責任者や通所介護の生活相談員などの専門職ポジションに就くことができるようになり、仕事の幅を広げることが可能になります。また更に介護業務を5年経験すると、介護支援専門員の受験資格を得て、合格すると介護支援専門員(ケアマネージャー)として仕事をすることができます。俗にいう“ケアマネージャー”とは高齢者が生活に困らないよう、介護保険の給付管理はもとより、地域資源と介護保険をベストな状態で組み合わせながら、よりよい在宅生活が送れるように計画を立てる職業であり、介護ヘルパーの次にステップアップしたいという方が望む職業でもあります。

最後は、介護職としてのキャリアアップとは呼べないかもしれませんが、医療処置ができる【看護師として働く方法】です。
介護職の現場で見かける、高齢者が息苦しく感じている時に「痰の吸引ができたら」というやりきれない思いです。それが次第に医療措置さえできればと考えるようになります。また様々な病気に接し、もっと医療知識を覚えたい、処置をしてあげたいと考え看護師を目指す方は少なくありません。准看護師の学校に行くにしても2年の時間と授業料や生活費の工面によるお金、そして労力がかかり、決して楽な道のりではありませんが、この上ない達成感と確実なキャリアアップは得られます。

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以上のように介護職として、自分がどの道があっているのか、働きながら考える事ができ、一生モノの職を手に入れるというのも介護業界に入る大きなメリットだと思います。

 


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掲載:2016.04.21介護業界は本当に人材不足なのか?

■介護施設って本当に人材不足なの?■

2016年4月現在、介護施設は本当に人材が不足しています。現在の求人情報誌には、介護施設の事業形態に関わらず職員募集記事であふれています。

特に多いのは、夜間勤務(以下、夜勤)スタッフの募集です。介護職員も朝起きて夜寝るという普通の生活を送りたいと望むのは人の常というものです。しかし介護現場を考えると、高齢者は24時間356日生活をしていく中で、夜間も介助の手を必要としています。夜間だから「排尿はしないでください」や「排便はやめてください」とは言えません。

267681一方で、夜勤は夜勤手当がもらえ、1回の勤務で、2日分の時間を働く勤務シフトもあるため、金銭的な理由や時間を有効活用したいと望む介護職員がいるのも事実です。夜勤専従(やきんせんじゅう)という介護業界の言葉がありますが、介護業界に長く従事するベテランがこの夜勤専従、通称「夜専(やせん)」を好む傾向にあります。
本題の「介護施設は本当に人材不足なのか」に話を戻すと、介護業界特有の「夜専」を好む介護職がいるものの、雨後の筍のように新しい介護施設が次々と開業し、夜間勤務を必要とする求人の数も比例し増えてきます。結果、このスピードに追いつけていけず介護施設は慢性的に人材が不足しているのです。

a7b57b9108301c1c1e30a42ca4b44155_sまた一般的に「介護業界は景気に反比例する」と言われています。日本の景気がよくなれば、介護業界以外の仕事に職員を取られてしまい、人手不足になり、人材募集費の経費がかかり、人件費が高くなります。結果として、介護施設の業績は悪化します。逆に、日本の景気が悪くなると、介護業界以外の仕事がなくなり、人手不足が解決し、人材募集費などの経費もかからず、安い人件費でも職員の採用ができるようになります。2016年4月現在は不安定な要素はありますが、まだ日本の景気は良いと判断されるでしょう。そのため、介護施設の人員は不足している状態が続いていると言えるでしょう。
ここ十数年、介護業界の動向を考察した上で、一番人材が安定していた時期があります。それはリーマン・ショックと呼ばれる2008年秋にアメリカの投資銀行が破綻してから半年後のことです。2009年春ごろには、日本の景気がどん底といえるくらい落ち込み、その反動で介護施設に未経験者の応募が殺到しました。 あまり遠くない日に同じような状況が起こるかもしれません。
そうなる前に人手不足といわれている今、先行者利得が得られる可能性もありますので、これを機に是非介護業界を一度経験してみるのも一つの方法かもしれません。


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【投稿者】

掲載:2016.04.15介護職求人の見分け方

■介護職の求人情報のチェックポイント■

現在、介護職の求人情報があふれ、どの企業の求人情報も採用をするために、実際よりも条件の良いことが書かれていることが少なくありません。

508bfa57862e6b3d71b379a031e30c62_s今回は、介護職の求人を見るうえで押さえておくべきポイントをご紹介いたします。
しかし星の数ほどある介護職の求人から、応募する会社を決めるには、十分に情報を精査し判断しなければなりません。
そこでポイントとなる求人情報の見方・注意点をご紹介します。

 

まずは【募集職種】には、様々な名称が付けられています。例えば介護職や介護職員、介護スタッフ、介護職・ヘルパー、ケアスタッフなど、しかしここでの違いに大きな差はありません。

次に【雇用形態】では、大きく分かれて①正社員、②パート、③派遣社員の3種類があります。
①正社員は、正職員や常勤などと表現され、字のごとく就業先と雇用契約の上、正規に雇用された社員のことを表しています。一般的に正社員は月給制であることが多いです。
②パートは勤務日数に係らず、時給制の場合が多いのが特徴です。②パートは「非常勤」と表現されることもありますが、「常勤パート」という表記の仕方をされることもありますので注意が必要です。
③派遣社員とは、派遣元と雇用契約を交わし希望の就業先で働くスタイルのことを言います。勤務日数や勤務時間は予め雇用契約を結ぶ前に派遣会社が就業先と交渉・調整をしてくれるため、希望がそのまま叶う事が多いのが特徴です。
よって、特定の休みの希望がなく、長時間勤務される方は①正社員を、また逆に時間的制約や収入的な制約(扶養控除/103万円以下)などの条件がある方は②パートや③派遣に応募されることをお勧めします。
また、未経験の職種などにチャレンジする場合は③派遣社員として一度勤務し、実務経験を積んでから①正社員を目指すというステップアップの方法の手段として活用することもよいかもしれません。

【応募資格】ですが、現在は人手不足を背景として、資格を必要としない求人も多く出ています。しかし、ポジションの任用要件から必ず資格を持っていなければならないものもあります。応募する前に、必ず「応募資格」は確認するようにしてください。

他に、【勤務地・勤務先名】、【仕事内容】、【給与】、【勤務時間】、【休日・休暇】、【待遇】など求人広告には様々な情報が載っていますが、冒頭に書いた通り、職員不足を補おうと実際よりも好条件に書かれていることがあるという点を予め気に留めておいてください。試用期間内に勤務条件を下げている求人もあります。これらのようなケースもあるため、やはりご自身で足を運び、面接担当者から情報を聞き、現場を見て、最終的に「就業条件明示書」をもらい募集時の条件よりも下回ってないか等、きちんと確認していただくことを心掛けていただきたいです。

b82e64b80b6c893fe25e0b73007babb0_s最後に、求人情報・面接では、実際の介護施設(会社)の実状はわからないということをお伝えしたいと思います。採用を行いリーダーや本部の職員と、一緒に働く現場の職員は異なります。そのため、筆者は一度体験業務をしてみることをお勧めしています。お金をもらえる体験であろうと、お金をもらえない体験であろうと、大きなミスマッチですぐに退職になることを思うと、お金がもらえなくても、就職前には是非一度職場体験をして頂きたいと思います。8時間働いてみて、本当の現場の姿が見抜けなければそれは不運です。良くない職場を体験をしてみればすぐにわかるはずです。

慎重に職場を選ぶためにも、是非遠慮せずに、職場体験を申し出てみることもよいのではないのでしょうか。

【投稿者】

掲載:2016.04.05介護職のやりがい

介護職が関係する「①高齢者」「②介護者の家族」「③自分」にとってのやりがいをご紹介致します。

介護職という名前の通り、仕事で大半の時間を接しているのは、加齢により介護を必要とする「①高齢者」です。
老化は加齢に伴う体の変化であり、誰にでも起こりうる自然な現象です。

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例えば、膝の痛みにより歩行が困難になってしまった高齢者を車椅子で移乗した場合、高齢者の“お役に立ちたい”または“お役に立てた”という直接的なやりがいをまず感じることができるでしょう。このケースは最も分かり易い『介護のやりがい』の1つであり、その際高齢者から「ありがとう」という感謝の言葉をもらえた場合は、更に介護に対するやりがい度は増すことでしょう。しかし、「①高齢者」からもらえるやりがいは分かり易いものばかりではありません。認知症を発症し「ありがとう」と言えない高齢者も中にはいます。その場合、「ありがとう」の言葉の代わりに、笑顔でほほえんでくれるかもしれません。ほかの例として、夕方になると不安が増大する高齢者が多数います。この不安を和らげるための声掛けや寄り添いも高齢者のためになり、実際は高齢者を助けていることになるのです。つまりは高齢者と接することだけでも、十分なやりがいを見出すことができるでしょう。

 

「②介護者の家族」と関わりから、やりがいを見出すことができます。最近、介護離職というキーワードを聞くようになりましたが、介護者を抱える家族は働くことに制限がかかってしまうことがあります。その場合、ご家族の代わりに介護職員が介護者をお預かりすることで、介護離職を防ぐこともできます。そうなると介護者の家族のお役に必ず立っていると言えるでしょう。一時的に介護から離れる時間をご家族に作ってあげられる、介護職とはそういったご家族の生活と心の余裕を与えられる素晴らしいお仕事なのです。

 

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上記の「①高齢者」、「②介護者の家族」へのやりがいに加え、「③自分」へのやりがいが介護職にはあります。未経験として介護業務を始めるにあたり、初任者研修(旧訪問介護員2級)という資格を取得するファーストステップがあります。(もちろん初任者研修を修了しなくても、できる介護のお仕事はあります。)介護業務を3年続けると、介護福祉士という国家資格の受験資格を得ることができます。試験に合格すれば待遇が良くなることはもちろんですが、訪問介護のサービス提供責任者やデイサービスの生活相談員としての活躍の場が広がります。さらに介護業務を5年続けると、介護支援専門員(ケアマネージャー)の受験資格を得られ、合格すれば高齢者の生活をプランニングするお仕事をすることができます。資格とともにキャリアもステップアップしていくこともでき、一方で介護業務を深化させて介護主任や更なる責任と報酬が伴うポジションにつくことも可能なのです。

 

「①高齢者」「②介護者の家族」そして「③自分」という切り口で、介護職としてのやりがいを紹介致しましたが、世間で言われているほど悪い待遇、環境は改善されつつあります。1人でも多くの方が介護職としてのキャリアをスタートさせ、おひとりおひとりが介護職としてのやりがいを見出してくださることを期待しています。

【投稿者】

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藤沢・茅ヶ崎・平塚・鎌倉などの湘南エリアを基盤に、関東エリアで人材紹介事業を展開しているSHONAN+(湘南プラス)。
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