掲載:2018.01.13【介護の心得】これからの介護の職場とは ★★最新!介護の求人情報も掲載中★★
◎これからの介護の現場はどうなる?◎

2000年に介護保険法がスタートし、10年以上になりますが、年々施設の環境や、職員の対応方法も色々と変化してきました。
介護サービスを利用している人も年々増えていき、市町村の役割なども変わってきています。ますます変化をしていくであろう介護業界ですが、介護の職場はどのよう変わっていくのでしょうか。
これからの介護の職場についてどのような形になるのかご紹介していきます。
■介護ロボットの導入

介護保険がスタートした頃には考えられないくらい、今では多くの介護ロボットが開発されています。高齢者が一人で寂しくないように話し相手になるロボットや、体の脈や体温などで、横になっている高齢者の状況・状態がわかってしまうベッド等、高齢者の所在や状態を確認するロボット等があります。
また、介護をする職員の体や高齢者自身に取り付けるタイプの物もあります。
例えば体や腰にベルトのようなものを巻いて、高齢者を抱えるような時に体に負担がかからないようしてくれる物や、下肢の筋力が低下している高齢者の下肢に取り付けて、歩く負担をなくしてくれるような物もあります。
こういった介護ロボットは今後介護の職場にも取り入れられるようになるでしょう。すでに導入している企業もあります。
職員の負担や、高齢者の自立度の向上が期待できます。
■ペーパーレス

介護職員は、利用者の記録を毎日記入しなければなりません。これが介護現場にとっては非常に手間でした。小規模の施設やデイサービスなどであれば、記録する人数も少なく問題ないでしょう。しかし100人規模の施設にしたら、毎日100人分の記録をするのは容易なことではありません。
記録は本当に時間がかかります。その為に残業しなければならない経験をした人もいるでしょう。その手間がiPad等で記録をする事が出来るようになり、作業が非常簡単になりました。同じような内容ならコピーをする事ができますし、保存もペーパーレスですので、書棚にどんどんたまっていく事もありません。
必要な時期の記録もすぐに見つけることも出来るので、非常に便利です。
■他国籍の職員

日本の介護職員は人手不足の状態であり、今後も人手不足の状態は続いていくと言われています。
そこで検討されているのが、多国籍の職員を採用していく事が進められています。
色々な国で介護の勉強している人は多く、私達が教えてもらう事も多くあるかもしれません。ただ、文化の違いがネックになる事も懸念されていますので、企業は慎重に状況を見ている所も多いようです。
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決められた人数やグループで仕事をする為に絶対的に必要なのは「情報共有」です。















入浴介助は事故が起きやすいですので、事故は必ず防ぐようにすることが大切です。まずはお湯の温度には気を付けておきましょう。お湯は基本的に機械が温度管理をしていますが、機械の不具合等により温度が急上昇している可能性もありますので、しっかりと手で温度管理をしておくことが必要になります。
入浴をするためには服を脱ぐ必要があります。自分で脱ぐことが出来るのであれば、問題ありませんが、体が不自由な方の場合は着脱の介助をする必要があります。着脱の介助をする場合は、まず相手の力を利用することが大切になります。例えば、手が動くのであれば手を動かしてもらう、顔を下に向けれるのであれば向けてもらうなどをしてもらうことによって、介助をする方はもちろんですが、介助をされる側も楽になります。
体を洗うときは、あまりごしごしと洗わないことをおすすめします。高齢者の体は若い方に比べると油分が少ないですので、ごしごしと洗ってしまうことによって皮膚を弱くしてしまい、皮膚疾患などを促進してしまう可能性があるからです。



介護職をしていると間違っているやり方をしている職員を見かけることが出来ます。指導をするという能力は管理職には必要な能力になります。自分は言うことが苦手だからといって、何も言わなくなりますと指導力がないと思われてしまいますので、出世はしにくいといえます。そのため、きちんと指導ができると出世はしやすいといえます。

介護ロボットで優れているところは作業です。それは移乗であったり、入浴介助などであったりしますが、反面心のケア。心身面のケアという部分は非常に難しいといえます。介護士であれば、心のケアはできますし、人の感情を読み取ることが出来ますので、本当にしてほしいケアなどをある程度予測しながら対応することができます。
近年問題となっているのが、高齢者の孤立化です。孤立化をしてしまいますと、孤独死などの様々なリスクを伴ってしまいます。介護ロボットではそういった孤立のケア、人とのつながりを支援することはできません。